ゴールドフィルド K14GF ってなに?
アクセサリー屋さんなどで最近よく目にするようになった【ゴールドフィルド】や【K14GF】という素材。
これまではあまり耳にすることのなかった言葉かもしれませんが、もともと欧米ではとてもポピュラーなもので、眞石やでも取り扱いを始めましたので、『ゴールドフィルドとはいったいなにか?』をご説明します。
ゴールドフィルドとは、金の層を熱で素材(真鍮)に圧着させたもので、その金の層の重量が素材を含む総重量の1/20以上の場合、ゴールドフィルド(金張り)と呼ばれています。
上の画像のように【1/20 14K】や【K14GF】と表示されているものは商品全重量の1/20以上が14金であるという意味です。
ゴールドフィルドの特徴
ゴールドフィルドは金メッキよりもはるかに金の層が厚く作られているため長期のご使用でも、はがれたり、磨り減って地金が露出したりすることはまずありません。
金メッキを百回かけた厚みがあると言われていて、その輝きは18金のものと非常に似ていて手軽に本物の金の輝きを楽しめます。
ちなみに、金メッキは一般的にGP(gold plated ゴールドプレーテッド)と表示されることがほとんどですが、稀にメッキ製品でGFと表示されているものもあるようですのでご注意下さい。
ゴールドフィルドのお手入れ方法
変色しにくく、剥げにくいゴールドフィルドですが、時間の経過とともに当然ながら劣化はしてしまいます。
適切なお手入れや保管方法によって輝きを長持ちさせるポイントをご紹介します。
ポイント① 水や石鹸などは酸化を促すため、なるべく避けることをお勧めします。
ポイント② 汗などでも、もし濡れてしまった場合には乾いた布でかるくお拭き下さい。
ポイント③ 少し黒ずみが気になってきた場合は、台所用の中性洗剤を混ぜたぬるま湯で洗い、乾いた布で拭き取って下さい。
(研磨剤を使用している金属用クロスは表面を削ってしまいますので、ご使用はお勧め致しません。)
ポイント④ 使用していない際もなるべく空気に触れないよう個別保管をして下さい。
アレルギーについて
ニッケルフリーで金の層も厚いため、アレルギーの出にくい素材となっておりますが、あくまでアレルギー反応には個人差がありますのでご注意下さい。
18金やチタン、樹脂のようにアレルギー対応ではございませんのでご了承下さい。
今後更に増えてくるであろうゴールドフィルド
金の高騰により、18金など金を沢山使う高級なアイテムは今後さらに手の届きにくいものとなってしまうかもしれません。
使い勝手が良く、輝きも金と似ているゴールドフィルドは、気軽に購入しやすい金額で、アレルギーも出にくい為、ちょっとした贈り物やご自身用のアクセサリーを選ぶ際の定番となりつつあります。
眞石やではK14GF素材を使用したオリジナルアイテムを幅広く作成頂けるよう、今後もパーツなどを更に増やしていく予定です。
メッキよりも上品で、金と似た高級感を是非、眞石やでお楽しみ下さい。